ビジネスウーマンの為の仕事価値・自分価値・品格を上げる印象ブランドプロデューサー、櫻あさ子です。

\美人力は人間力/心動かす印象をつくります!

今回は、医療専門学校で男子学生を担当することになり、キャリア形成の授業を通じて見えてきた彼らの個性や可能性、そして私自身が感じた学びについてお話しします。

医療専門学校で始まった新たな挑戦

今年度、私は医療専門学校で男子学生のキャリア形成授業を担当することになりました。
これまで主に女性の学生たちを対象に、医療現場で必要とされる接遇やホスピタリティ、ビジネスマナーを教えてきましたが、男子学生クラスを受け持つのは今回が初めての経験です。

1クラスは40〜50名、3クラスを担当し、毎週、スポーツに励む18歳の若者たちと向き合っています。

授業内容は、単なるマナーの習得にとどまらず、社会人として必要な問題発見力や提案力、発信力を養うものです。

私自身、毎週の授業を通じて新たな刺激を受け、彼らの成長に関わる責任とやりがいを強く感じています。

教室では、積極的に学生たちに声をかけ、歩き回りながら一人ひとりと目を合わせ、会話をしています。
そのうち、「あ、先生来た!」「お母さんみたいだね」と言われることもありました。
距離を縮め、信頼関係を築くために、私はあえて近い存在でいることを大切にしています。

キャリア形成の授業で見えた若者の可能性

私が授業の中で特に力を入れているのが「キャリア形成」の時間です。

キャリア形成とは、なりたい自分を思い描き、その実現に向けた道筋を作るプロセスです。

自分にとってやりがいのある仕事に就くには、自分を理解し、興味のある職業の実態を知り、そのための力を身につける必要があります。

授業では、「自分の好きなこと」「得意なこと・強み」「大切にしたい価値観」を書き出すワークを行いました。

すぐに答えを書ける学生はほとんどおらず、皆、頭を抱えながら自分と向き合っていました。それでも、粘り強く取り組み、最後にはそれぞれの言葉で自分の想いを書き留めてくれたのです。

このプロセスは、単に自分を知るだけでなく、将来のキャリアを具体的にイメージするための大切な第一歩です。

後期には同じワークを行い、半年後の自分の変化を感じ取ってもらう予定です。彼らの成長が楽しみでなりません。

多様な個性とその伸ばし方

男子学生たちと接していて感じるのは、その個性の多様さです。

シャイで人前ではあまり話さない学生、クラスを明るく盛り上げるムードメーカー、どっしりと落ち着き大人びた印象の学生…。【確認ください:授業で印象に残ったエピソードや具体的な学生のやりとりがあれば教えてください】

私のこれまでのイメージコンサルタントとしての経験が役立ち、一人ひとりの個性を見極め、その魅力や強みをどう社会で活かしていくかを一緒に考える時間となっています。

医療やサービスの現場では、基本的なマナーや価値観の共有は必要ですが、それ以上に個性が光ることが大切なのです!

皆が同じではなく、それぞれの魅力が活かされてこそ、真のホスピタリティが生まれます。

共に成長するキャリア形成の時間

男子学生のキャリア形成授業は、私自身にとっても学びと成長の時間です。

彼らの可能性を広げることが私の課題であり、目標です。

新緑のように芽吹く彼らの個性と未来への意欲を大切に、これからも一人ひとりに寄り添い、成長のサポートをしていきたいと考えています。

キャリア形成は一度の授業で完成するものではありません。これからも彼らの声に耳を傾け、変化や成長の瞬間を共に喜びながら歩んでいきます。