ビジネスウーマンの為の仕事価値・自分価値・品格を上げる印象ブランドプロデューサー、櫻あさ子です。

\美人力は人間力/心動かす印象をつくります!

今回は、医療専門学校でのビジネスマナー授業でお伝えした「ヒラメキ人」としての在り方について、そして学生たちの個性や現場で役立つ気づきについて綴ります。

「ヒラメキ人」として成長する力を育む授業

私が担当する医療専門学校のビジネスマナー授業。今回のテーマは「指示を受けるポイント」でした。

医療の現場では、ただ指示を受けるだけではなく、その指示の背景や意図を理解し、次にどんな行動が求められているかを自分で考えることが大切です。

私はこの授業で、学生たちに「指示受け人」ではなく「ヒラメキ人」になってほしいと伝えました。

指示を受けた際には、ただその場で言われたことをこなすのではなく、5W3Hを意識して頭を回転させ、ヒラメキレーダーを働かせることがポイントです。

就職活動で企業選びの条件に「どれだけ成長できる会社か」を挙げる学生が多いですが、私は「成長させてもらう」だけでなく「自ら成長する姿勢」が重要だと伝えています。

受け身のままでは、どこかで成長欲求を満たせず、転職に希望を求める気持ちが芽生えてしまうものです。

個性を活かす表現力が医療現場での力になる

医療女子クラスの学生たちは、皆がそれぞれ可愛らしさや魅力を持っています。

マスク越しでも伝わる笑顔、明るく優しい声、穏やかな口調…。モデルのように華やかな子、ふっくらとした愛らしい子、きらきらとしたオーラを持つ子、控えめでおとなしい子、さまざまです。

ですが、見た目や雰囲気は関係ありません。それぞれが自分を活かした笑顔・声・言葉の表現力を身につけることで、誰もが輝けるのです。

その笑顔ひとつ、声のトーンひとつが、病院を訪れる患者様やそのご家族の心を救うことがあります。

逆に、対応ひとつで患者様の気分が沈んでしまうこともあります。それだけ、医療人の印象力は大切であり、基本であり、武器となるのです。

私は授業の中で、彼女たちがそれぞれのペースで自分の良さに気づき、表現し、そして成長に貪欲であってほしいと願っています。

医療人を目指す学生たちの努力と意識

学生たちは、在学中に医療秘書や医療事務の資格取得を目指し、日々多くの医療関連の試験に挑戦しています。

ほとんどの学生が、大学病院や大規模な総合病院での活躍を目指しています。

休み時間、ある学生とセルフネイルの話になりました。その繊細な仕上がりに私も感心し、「すごく上手ね」と声をかけると、「就職したらこんなに凝れなくなるから、今だけの楽しみなんです」と笑顔で答えてくれました。

ちゃんと医療人としてのTPOを理解している姿に、嬉しくなりました。

以前、美容医療クリニックの口コミで「ギラギラの尖ったネイルに驚いた」という患者様の声を見たことを思い出し、改めて学生たちの意識の高さに頼もしさを感じました。彼女たちはきっと、現場でしっかりと活躍してくれることでしょう。

ヒラメキを武器に未来を拓く!

指示を待つだけではなく、自らヒラメキを得て行動できる人材になること。医療現場ではその力が求められます。そして、それぞれの個性や魅力を活かした表現力が、患者様の安心感や信頼に直結します。

私はこれからも、学生たちの可能性を信じ、成長をサポートしていきたいと思います。皆が医療現場で輝く日を心から楽しみにしています。