服飾専門学校 きもの科にて
接遇の基礎、ファッションとビューティーの授業を担当しております。
先日、生徒さん方のお茶の授業のこの一年の成果発表として
お茶会にご招待いただきました。
彼女達、凄いんです!!
着物の専門家を目指して日々お勉強をされているのですから当たり前といえば当たり前なのですがそのようなことができるお嬢さんは希少です。
ご自身で仕立てた着物を着装して。
もしくは、
ご自身で美しく着付けた振袖を着こなしてのおもてなしでした。
なんとも華やかで、厳かで、女性らしさあふれる時間となりました。
きもの科の皆さんは、よく一般にあるファッション学校と比べると、
…トータルして比べると、地味です。
(勿論、ファッションや美に敏感だからこそ「着物!!」という感度高い生徒さんもいらっしゃいます。)
でも、人と接するのが苦手でオシャレもよくわからないから、裏方の和裁の技術を身に着けよう
そんな考えからの進路を決めた生徒さんもいます。
でも、この一年
・人と接すること、
・コミュニケーションから気持があたたかくなること。
・可愛くなることの本質
・美しくなること本質
・心地よいということ
‥などなど含めながらの授業をしてきました。
着物の奥深さや芸術的美しさを扱うことや、お仕立てした着物を着るお客様の顔やシーンを想定すること
が大切であること、
何度も何度も繰り返して、気が付いてもらいました。
メイクの授業のスタートでは、まずはガサガサの唇をリップクリームで滑らかにお手入れすることも宿題にしたことがあります。
「滑らか⇔ガサガサ」
これは、見た目のイメージとしてもちろん社会人マナーのメイクのノリに関わっていますが、
健康⇔不健康、としても見られ方の印象にも違いが顕著です。
また触った時の感触の感性にまで気づきがあると私はお伝えしています。
この一年の彼女たちの成長は私の自身の喜びでもありました。
そんな彼女たちが、可愛らしい手作りの招待状を渡して下さり、当日を向かえました。
お茶のお点前だけでなく、掛け軸やお花の話まで。
ご丁寧な解説いただきました。
(ちょっと暗記棒読みもご愛敬です。)
本当に華やかで心こもったお茶会に、とまぶしい成長に胸がいっぱいになりました。
本当に本当に可愛い生徒さん達です!
来年の新入生も、また担当させていただきます。
イメージコンサルタント
医療接遇・美容接遇トレーナー 櫻あさ子
スタイルプラスは、個性を生かした好印象を最大限に活かす人財育成を行っています。