ビジネスウーマンの為の仕事価値・自分価値・品格を上げる印象ブランドプロデューサー、櫻あさ子です。
\美人力は人間力/心動かす印象をつくります!
今日は、ファッションが人に与える影響についてのお話です。
特に、映画『プラダを着た悪魔』を題材に、主人公の変化を通じて、どのようにファッションが自信や仕事への姿勢に影響を与えるのかを考えます。
医療現場においても、印象や立ち居振る舞いは重要な要素。ファッションが持つ力を知ることで、より良い自己表現ができるようになるはずです。
医療専門学校の授業で伝えた、ファッションの力と成長
医療専門学校の授業もいよいよ終盤!
学生たちは医療接遇や医療秘書の資格取得を目指し、この一年間、努力を重ねてきました。
医療現場では専門知識やスキルはもちろんのこと、人との関わり方や第一印象も重要です。
患者さんや同僚との関係性を円滑にし、自分自身の自信につながる要素として、ファッションや身だしなみの大切さを授業の中で伝えてきました。
私たちが学ぶべきことは、単なる暗記ではなく、感知力や察知力を養うこと!
自分の心の揺れを理解し、状況を観察し、相手の気持ちに寄り添うことが求められます。
そんな中で「自分自身の印象をどう整えるか」というテーマも欠かせません。
ファッションやメイクに興味がない人でも、美しい佇まいを意識することで、自分に自信を持ち、周りの人との関係がより良いものになるのです。
そこで、授業では映画『プラダを着た悪魔』(2006年)を取り上げ、ファッションが人の心理に与える影響について考えました。
この映画は、主人公アンディが仕事を通じて成長し、自分の価値観を確立していく物語。
彼女のファッションの変化が、単なる外見の変化ではなく、内面の成長とリンクしていることが非常に印象的です。
学生たちにとっては、自分が生まれた頃に公開された映画ですが、新鮮な気持ちで観ることができたようです。
『プラダを着た悪魔』に見る、ファッションの力
映画『プラダを着た悪魔』は、主人公アンディが一流ファッション誌「ランウェイ」でアシスタントとして働き始めるところから始まります。
当初、ファッションに興味のなかった彼女は、上司ミランダの厳しい指導に苦しみながらも、次第に自分自身を磨いていきます。
そして、彼女のファッションが変わっていくにつれ、仕事への姿勢や自信も変化していくのです。
映画の序盤、アンディは地味な服装で会社に通い、周囲からも「場違いな存在」と見られています。しかし、彼女が自分を変えようと決意し、ファッションに気を配るようになると、その変化は周囲の反応にも表れます。
彼女が洗練されたスタイルを身につけることで、上司や同僚からの評価も変わり、次第に仕事をこなす自信もついていくのです。
この映画が示しているのは、ファッションは単なる外見の飾りではなく、自分の内面とリンクしているということ。
服装を変えることで気持ちが前向きになり、それが行動や仕事の成果に影響を与えるのです。
医療現場でも、清潔感のある身だしなみや適切な服装は、患者さんや同僚との信頼関係を築く上で重要な要素となります。
身だしなみがもたらすポジティブな影響
この映画を授業で観た学生たちの中には、「オープニングの仕事に向かうシーンが好き」「モチベーションが上がる映画」といった感想を持つ人もいました。
ファッションが与える影響を直感的に理解し、自分自身の成長と重ね合わせて考えたのではないでしょうか。
医療の仕事は、患者さんとの信頼関係が大切。
その第一歩として、自分自身の身だしなみや立ち居振る舞いを意識することは欠かせません。
たとえば、清潔なユニフォーム、整った髪型、適度なメイクは、患者さんに安心感を与え、プロフェッショナルとしての印象を高める要素となります。
さらに、自分自身もその姿勢を通じて自信を持ち、より前向きな気持ちで仕事に取り組むことができるでしょう。
この一年間、学生たちは単に医療の知識や技術を学ぶだけでなく、社会に出て働くためのマインドセットも養ってきました。『プラダを着た悪魔』を通して、ファッションが単なる「おしゃれ」ではなく、自分を前向きにする大切な要素であることを感じてもらえたのではないかと思います。
まとめ
医療現場での接遇や信頼関係の構築には、専門的な知識だけでなく、立ち居振る舞いや身だしなみも重要な要素です。映画『プラダを着た悪魔』を通じて、ファッションの変化がどのように人の気持ちや行動に影響を与えるかを学ぶことで、学生たちも自分自身の印象づくりについて考えるきっかけになったはずです。
「強く、賢く、美しく、そして心優しい」—— そんな医療のプロフェッショナルを目指して、学生たちは日々成長を続けています。彼らがこれからの医療現場で、自信を持って輝けることを願っています。